12月に入り、福岡では土曜日に初雪が降ったとのことで、
いよいよ冬本番を迎えたようです。
晴れた日は屋上菜園は日照時間も長く日中は温かですが、夜は風も吹きかなり温度が下がっているはずです。本当は野菜のためにトンネルを設置し、保温をしてあげたいところですが、敢えてそうしていません。たくましく育てるためです。一昨年の冬は屋上菜園でも霜柱が立ちましたが、今年の冬はどうでしょうか。
秋ジャガイモが露地では既に霜枯れ、収穫が終わっていますが、屋上ではまだ青々とした葉が広がっています。12月中旬頃、掘り上げるタイミングを見極めることにします。北千住ルミネ様では社内忘年会の時に里芋ならぬジャガイモを使って芋煮会をするとのことです。来年は里芋にチャレンジ、ということになるかもしれません。ミックスレタスも大きく育っています。葉を千切って食べますと、何とも言えない甘みがします。冬野菜はどこか味に「濃さ」があるように感じます。
11月も今日まで、月曜日から12月です。本当に1年が経つのは早いものです。
しかし、1年が早いというのは命ということを考えると不遜な言い方かもしれません。
屋上菜園で農作業をしていますと、さまざまな生き物に出会います。みみず、モンシロチョウ、蜂、麦藁トンボ、赤トンボ、コウロギ、カタツムリ、すずめ・・・など。今年出遭った生き物達の命は人間ほど長くはないでしょうから、ほんの短い期間の「一期一会」だったと思うのです。
真夏の蝉の命はまさに一瞬の夏とさえ言えるでしょう。命を燃やし、燃え尽きていく蝉の鮮烈な生。今夏、蝉時雨の中で佇んだことが思い起こされます。
徒然草の著者、兼好法師は第七段で次のように述べています。(萩野文子訳)
「命あるものを見ると、人間ほど長生きするものはない。蜉蝣は夕方を待って死に、夏の蝉は春秋を知らずに死ぬ。そういう短命なものもいるのだ。じっくりと1年を暮らす間だけでも、このうえなくゆったりとしたものであることよ。いくら生きても満足せず、死ぬのが惜しいと思うならば、1000年をすごしても一夜の夢のように短い気がするだろう」
日没時刻が早くなり、夕方5時を過ぎると辺りはすっかり暗くなります。
12月22日の冬至は北半球では昼が最も短く、夜が最も長い日で、> この日を境に昼が長くなり、そして春を迎えます。
ある説によると、クリスマスが25日となっているのは、その日を境に夜が短くなり 昼が長くなる転換点としての意味がある、といいます。つまり闇から光への転換ということで、光の宗教であるキリスト教にマッチしていると言うわけです。
それはさておき、最近感じることですが、屋上菜園に関心を持つ人が増えてきました。
例えば北千住の屋上菜園を見学された方達が異口同音に言われることは
「屋上でもこんなに野菜ができるんですね。驚きました」